タイ世界自然遺産『カオヤイ国立公園』で大冒険ツアー

タイ世界自然遺産『カオヤイ国立公園』で大冒険ツアー

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タイ・バンコクから北東方面に車で約3時間、 そこにはまだ手つかずの大自然が多く残る森林地帯が広がり、美しい緑や滝、またゾウ、サル、ワニ、リスなどの様々な野生動物を見る事ができる、世界自然遺産『カオヤイ国立公園』がある。

カオヤイは、バンコクから近場の保養地として開発された所で、海なら『パタヤ』、山なら『カオヤイ』といった感じの、とても人気のある観光スポット。

『カオヤイ国立公園』は大自然を楽しむトレッキングツアーやエレファントツアー、ラフティングツアー(雨期のみ)などバリエーションが豊富だから、これにはぜひ参加したい。

世界自然遺産『カオヤイ国立公園』で大冒険ツアーをしてみましょ〜〜。


場所:バンコクから北東方面に車で約3時間

カオヤイは、バンコクから北東方面に車で約3時間行った所にある。

旅行サイトやガイドブックなどに、「日帰りで行ける観光スポット」って載っているのを見るけど、日帰り?

「ゔ〜〜ん、どうだろう??」

日帰りで行けないわけじゃないけど、かなりの強行軍になるし、カオヤイの一部だけしか楽しめないだろうから、せっかく行くなら宿泊プランにする事をおすすめします。

どうしても日帰りで行くのであれば、絶対にツアーに参加しよう。無駄なく観光スポットを回れるし、移動も楽だからね(トレッキングツアーやエレファントツアーなどいろいろあるよ)。

公共交通機関で行くのなら、モーチットの北バスターミナルから、ナコーンラーチャシーマー行きのバスに乗り、パクチョンで下車、そこからカオヤイ国立公園行きのソンテウで行ける。ただ、私は試した事がないけど、この手段はおすすめしません。

なぜなら、カオヤイ国立公園内は、基本的に車の移動になり、車がないと移動がままならない。だから、せっかくカオヤイに着いても、またそこから公園を回るための移動手段を探さなければ行けない。

方法としては、カオヤイ国立公園のツーリストセンターでツアーに参加するか、車をチャーターするか、もしくはヒッチハイクをするか笑。

という事で、結局は現地でツアーに参加するか車をチャーターする事になると思うから、であれば、最初からバンコクからツアーに参加するか車をチャーターしてカオヤイに行った方が良いよね。


カオヤイ国立公園:世界自然遺産に指定されている

カオヤイ国立公園の入口

まず公園の中に入るためにはゲートで入場料を払う事になるが、ここで知っておく事はタイ人と外国人では入場料が全く違うこと。

タイ人40Bに対して、外国人はなんと400B!!

「なっにぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

強烈なる格差です。。。。

でも、タイではこういうのは当たり前、結構外国人に厳しいのがタイという国です。

ま、そういうものだと諦めて中に進みましょう。

何度も言うように、とにかく公園内は広い、広すぎる。

滝や川など、たくさんの見所があるけど、一つの移動だけで車で30分位はかかる。それに、目的のスポットに行くには、近くの駐車場からもかなり歩いたりする。

カオヤイ国立公園の滝

カオヤイ国立公園の川

カオヤイ国立公園の滝2

そして、橋を渡ったり、岩の上を歩いたり、急な階段を上り下りしたり、かなり険しい道を歩く場所もある。

 カオヤイ国立公園の階段

カオヤイ国立公園の階段2

カオヤイ国立公園の橋


 

でも、これだけの大自然の中を歩いたりする事はなかなか出来ない経験だし、苦労して歩くだけの価値がある美しい景色をたくさん見る事が出来ます。

森林というよりも、ジャングルって感じかな。

カオヤイ国立公園の林道 カオヤイ国立公園の林道2

ビジターセンター:まずはここで情報を仕入れよう

カオヤイ国立公園ビジターセンター

カオヤイ国立公園に着いたら、まずはビジターセンターで情報収集をして、プランを考えましょう。

公園は広大な敷地で、かなりの数の観光スポットがあるから、滞在出来る時間を考えながら効率良く公園内を回るべきです。

カオヤイ国立公園インフォメーション カオヤイ国立公園インフォメーション2

楽しみ方

ツアー

基本的に、外国人観光客のほとんどはツアーに参加しているようでした。初めてカオヤイ国立公園に来るなら、まずツアーが間違いないでしょう。

トレッキングツアーやエレファントツアー、ラフティングツアー(雨期のみ)などバリエーションが豊富。

トレッキング

トレッキングツアーは、川にかかる丸太を渡ったり、濡れて苔が生えた滑りやすい岩場を歩いたりと、かなりハードなコースになっているから、装備はしっかり整えておきましょう。それに、ワニなどの危険動物もいるから、絶対に無理はしないように。でも、この事さえ注意して行けば、最高に面白いコースです。

カオヤイ国立公園のトレッキングコース

カオヤイ国立公園のトレッキングコース2

カオヤイ国立公園のトレッキングコース3

カオヤイ国立公園のトレッキングコース4

キャンプ

公園敷地内にはキャンプ場があるから、泊まりでキャンプをするのもいいし、日帰りでBBQをするのも楽しそう。有料で道具を借りられるよ。

ツーリング

基本的には車移動になるけど、中にはバイクや自転車でツーリングをしている人もたくさんいる。

ビジターセンターにマウンテンバイクのレンタルサービスがあるけど、実際には、レンタルらしき自転車に乗っている人を見かける事はなく、自分の自転車を公園まで車に積んできて、そこから公園内をツーリングしている。

レンタルサイクル

個人的な意見としては、レンタルサイクルは絶対オススメしません。公園の勾配は激しく、さらに、それぞれの観光スポットに行くまでには車でも20〜30分はかかりますから、自転車のトレーニングをしている人でない限り、無理だし楽しめないと思います。

自分の自転車で来ている人は、服装やマシンなどフル装備で、しかもトレーニングを重ねている人たちです。軽い気持ちで真似しないようにしましょう。

それと、現地でのレンタルバイクはないみたい、あれば良いのにねぇ〜(もしあったら教えてください)。だから、バイクツーリングをするなら、バンコクでレンタルしてカオヤイに向かう事になるかと思います。

私の個人的な意見としては、カオヤイ公園を楽しむならバイク移動が最高だと思いますね〜。次回は絶対こんな感じでバイクを持って行こうと思います。↓

ピックアップトラック

注意点

公園には手つかずの美しい自然が多く残っているけど、その分危険も多い。

むき出しで滑りやすい岩や、急勾配の階段など、ひとつ間違えたら大怪我をしそうな場所がたくさんあるから、運動靴と出来るだけ肌を露出させない服を着る事をオススメします。トレッキングツアーに参加するなら当然です。(タイ人観光客はサンダルに短パン、Tシャツの人が多かったけどね、さすがです笑)

あ、服で言うなら、水着を持って行くと良いかも。水遊びが出来る所がありますよ。特に子供はあった方が楽しめるかと。

それと、これはもっと重要。

大自然だけに、いろいろな昆虫、動物が多く生息してますが、くれぐれも近寄ったり触ったりしないように。どんな危険があるかわかりませんよ。

最近、外国人観光客がワニとセルフィー(自撮り)をしようとして噛まれるという事故があったみたい。

まとめ

タイには、北はチェンマイ、南はプーケットと、バンコクから離れると、美しい山や海を楽しめる場所がたくさんあるけど、遠方は飛行機を使わないと移動が大変。

日本の新幹線のように高速列車があるわけではないから、飛行機以外の移動となると車になり、移動だけで半日かかったりする。

そういう意味で、この『カオヤイ国立公園』は、バンコクから車で約3時間だから、バンコクを中心に旅行プランを考えているのであれば、すごくいい観光スポットだと思いますよ。

「飛行機を使わない」「バンコクから近い場所がいい」「山の自然を満喫したい」っていう考えなら、個人的には「カオヤイ」か「カンチャナブリー」がオススメ。

最後に、カオヤイはワインの産地としても有名で、2つのオススメワイナリーがあるから紹介しておきますね。

カオヤイのワイナリー『グランモンテ』は、もともと家族でぶどう農園を経営していたんだけど、フランスとオーストラリアでワイン造りを学んだ娘さんがワイナリーを始めて、今では香港やベルギーなどでいくつもの賞を受賞している。とってもアットホームで隠れ家的な雰囲気がある素敵なワイナリー。
1998年からタイ産初めてのワインとしてスタートした、タイの中で最も歴史のあるワイナリーが『PB・バレー・カオヤイ・ワイナリー』。ワインは、2003年のAPEC各首脳会談の晩餐会でも提供され、イタリア、イギリス、オーストラリアの品評会で受賞している。

カオヤイ国立公園詳細

公園名:Khao Yai National Park(カオヤイ国立公園)
サイト:https://www.thainationalparks.com/khao-yai-national-park
住所:Pak Phli, Thailand
電話番号:+66-0-8-6092-6529
トリップアドバイザー:https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g2237147-d454888-Reviews-Khao_Yai_National_Park-Pak_Phli_Nakhon_Nayok_Province.html

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