皆さん、タイ語の勉強方法はどのようにしてますか?
これはタイ語に限った事ではないけど、ほとんどの人が語学を勉強するのにまず考えるのは、
「テキスト、参考書を購入」
「語学学校に通う」
ではないだろうか?
でも、頭の中では、
「ネイティブの人とたくさん会話をする」
これが一番良い方法である事もわかっているはず。
とは言うものの、
「周りにそんな人いないし、いてもそんな事する勇気ないし、そんな時間もない」
大体こんな具合で、多くの人が「ネイティブの人とたくさん会話をする」事を諦めている気がする。
確かに直接会って会話をするのは大変だけど、でもこれは昔の話で、今では「ネイティブの人とたくさん会話をする」事が出来る素晴らしいアプリがあるんです。しかも無料!!
それが今回ご紹介する無料の言語交換アプリ『Tandem』です。
目次
Tandemとは
リリースは2015年で、ダウンロード数500万以上、150言語以上に対応した人気の言語交換アプリ。
インターネット上でメッセージ交換や通話が可能だから、いつでもどこでもネイティブの人と会話をする事が出来るんです。
「どうせ出会い系アプリでしょ」と言う人もいるけど、それはその人の使い方次第だと思う。少なくとも他のマッチングアプリと比べて、かなり真面目なシステムになってますよ。
私は2015年の日本在住の時から『Tandem』を利用しタイ語と英語を学んで、タイ移住に大いに役に立ちました。非常に感謝してます。
アプリを利用する前にやるべき事・注意すべき事
以下の事に意識して『Tandem』を利用すれば、あなたにとって最強の言語交換アプリになるでしょう。
「私には実践の場が必要だ!」というメンタルセット
こんな当たり前な事書くな!と怒られるかもしれないけど、でもこれがすごく大事。
タイに移住して気づいたのは、タイ在住の日本人が、タイ人との交流があまりなく日本人コミュニティの中で生活している人が多い事でした。だから、タイ語教室には行ったけど使う場が少なくて、あまり上達せずに日本に帰国したという話をよく聞きます。
理由は簡単で、実践の場がなければ上達はしないという事。ね、当たり前な事なんだけど現実は当たり前じゃないんです。
使い方によっては出会い系アプリになってしまう
『Tandem』は言語を学びたい人とのマッチングアプリだけど、使い方によっては出会い系アプリと化してしまう。
もちろん、アプリ自体は真面目な内容で、登録にはしっかりとしたプロフィール入力が必要で審査もあるし、出会い系のような使い方をしている人はブロックしたり通報できるシステムになっている。
それでも登録者の中には出会いだけを目的にしている人も必ずいるでしょう。
そういう人と関わらないように、後で紹介するけど、しっかりとしたプロフィール、そして細かなフィルター設定(同性だけを表示など)をする事をオススメします。
無料版で十分
アプリには無料版と有料版(Tandem Pro)があるけど、無料版で十分ですよ。間違えていきなり有料版(Tandem Pro)を登録しないようにしましょう。
細かな設定を心がけよう
プロフィール、学びたい言語、学習スタイル、フィルターなど、『Tandem』では細かく設定できるようになっている。
真面目さが伝わる細かな設定をすれば、それは相手にも伝わるし、同じような考えの人があなたのプロフィールを見てコンタクトを取ってきます。
ただ、真面目と言っても、面白さや興味を引く内容でないと相手に興味を持ってもらえないけどね。
とにかく、細かく設定です。
最低限のタイ語は覚えておこう
アプリを始める前に必要最低限のタイ語は覚えておこう。それとタイ語のローマ字表記の仕方もね。
例えば、
サワディーカップ(女性はカー):こんにちは→ローマ字表記 Sawasdee krub
コップンカップ(女性はカー):ありがとう→ローマ字表記 Khob khun krub
などの日常会話として使う最低限のタイ語はある程度勉強しておこう。ローマ字表記はタイ語発音を無理矢理ローマ字にしているだけだから、アバウトで大丈夫です笑。
それと、恐らくタイ人との共通言語は英語になる事が多い。だから、英語の知識もある程度必要です。
大丈夫、最初はメッセージのやりとりになるはずだから、英語の文章でメッセージが来れば、翻訳アプリを使ってどうにかなります。私もそうでした。ビビらない事です。
ローマ字表記で良いからタイ語を送ると、相手がすごく喜んでくれますよ。タイ文字なら最高ですね。
アプリの登録方法
まずはアプリをダウンロードしましょう。
ダウンロードが完了したら、早速アプリを開いてアカウント作成ボタンを押す。そして指示通り進んでアカウントを作成していこう。
最終的にアプリ上の自分の名前の表示は「名」に入力した文字が表記される。日本語ではなくローマ字にしましょう。名前は一度登録したら変更できないから注意してね。写真は後でも変更できる。
名前、性別などの基本情報入力が終わったら、具体的な入力になってくるよ。
『Tandem』の特徴でもあり良い所は、学びたい言語を複数登録できる事。ただし、あまりたくさん学びたい言語を登録せずに、本気で学びたい言語だけを登録した方が良いです。
でないと、そこまで興味の無い言語の人からもメッセージがたくさん来てしまい、対応しきれなくなります。私はタイ語と英語だけにしました。
次に3つの質問入力がある。この内容が自分のプロフィールに載るんだけど、後からいくらでも変更可能だから、とりあえず簡単な文を入力しよう。
ただし、15文字以内だと「真面目に記入しなさい!」とメッセージが表示される。審査基準にもなる部分だから、そこそこの文章を記入しましょう。
しばらくすると、登録したメールアドレスに登録完了通知が来る。
登録完了〜〜〜。
さあ、実際にアプリを使っていこう。
アプリの使い方
Tandem Proへのアップデート案内が来るけど、気にせずに先に進んでいく。
当たり前だけど、ここからは写真や名前などの個人情報が満載だから、モザイクが多くなります。ご容赦を。
アプリ画面の右上に自分の写真が載ったアイコンがあるから、ココをクリック。
自分のプロフィール修正画面に移ります。
ここが超大事です。
「自己紹介」「言語」「学習スタイル」「マイトピック」をしっかり考えて入力しましょう。
ポイントは、まず英語で文章を入力して、続けて同じ内容を日本語で入力しましょう。
そうすれば相手は英語で文章を理解できるし、しかも相手は日本語をその場で勉強できるから、とても親切です。こういう気遣いって相手に伝わりますよ。
個人情報をどこまで公開するかですが、出来るだけ写真を多く載せて顔もわかる方が良いと思います。顔が写ってなくても、自分がどういう人間なのか伝わる内容の写真がグッド。
プロフィールが出来がったら、今度はフィルター設定をして、自分が話したいと思う人を探しましょう。
学習したい言語などを入力して適用をクリックすれば、自分の希望する人が検索できます。
使い方によっては出会い系サイトと化してしまうのがマッチングアプリの怖い所。特にそういうのが怖いという方は、「同じ同性のメンバーのみ」を選んでフィルター設定をすると良いでしょう。
フィルター設定は、検索欄のすぐ右横にあります。
話したい相手が見つかったらメッセージを送ってみましょう。
相手も、あなたを見つけてメッセージを送ってくるはずです。
最初はメッセージのやり取りをして、そこからビデオ通話、さらにSNSのID交換など、後はお互いが学びたい環境をどう作っていくかです。
まとめ
私は『Tandem』で英語やタイ語をかなり学ぶ事が出来たと思います。
正直、当時の私の英語とタイ語は学問的に言えば赤点レベルだったと思うし、今でも優秀というには程遠いですが、『Tandem』を利用して日本にいながらネイティブの人とたくさん会話出来たこの経験値は、今の生活にかなり役立ってます。
何でもそうだと思いますが、とにかく実践です。いかに場数を踏むかです。最初は下手で訳が分からなくてもとにかく話す事です。
『Tandem』上なら、お互い学びたい言語は下手なんだから、気にせず会話できますよ。
スー・スー・ナー・カップ!!(頑張れ〜〜〜!!)
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